東日本大震災を目の当たりにして(3)
3月16日、協力会社の給油所から、被災地へ持っていく、ガソリン等わけられるとの連絡を頂く。
しかし「ドラム缶を用意してください。」とのこと、みんなあちらこちらでドラム缶を探しに翻弄、幾つものところから、1缶、2缶と集め23缶ほど購入できた。我々は、救助活動の中、ガス欠で立ち往生している人や、被災地で動きたくても動けない(逃げたい)人々を沢山見てきた。また、3月といっても東北地方はまだまだ寒い。
我々は、4tユニック車に、ガソリン4,100ℓ、軽油600ℓ、灯油180ℓを積み、17日の朝5時に埼玉から出発し、茨城・東北方面へとトラックを走らせた。途中途中で、ガス欠で困っている人々に1台20ℓを基本に、無料給油しながら、被災地へと向かった。あるところでは、ドラム缶をみてか、トラックを停めに入り「ガソリンなら売って欲しい」とまで、ちょっと緊迫感のある状態の人もいた。結果、茨城県の大洗町に着くまでに、ガソリン約400ℓを給付し、大洗町では、あっという間のガソリン約2,000ℓが無くなり、このままでは、ここで全て無くなってしまうと思い、
心苦しい中、福島県いわきへ進んだ。
途中ガス欠車にガソリン約200ℓを給付し、いわき小名浜の避難所に軽油と灯油を届け、
残りのガソリン約1,500ℓの給付をし、終了した。
今日の活動を通して、普段何気なく購入している物が手に入らなくなると、これほど困り、あせってしまうものなのだと感じました。
しかしながら、日本国民は、どんなに窮地に追い込まれても、モラルある行動をとれる国民性なのだと、あらためて
誇りに感じ、まだまだ足りなかった、ガソリンや水、食料、そして、長期にわたる人的支援も行えたらと思う。
